81道場の駒画像選択の3番目にある「国際駒」が高解像度化されました。
盤面サイズを「大」や「特大」にした場合でも綺麗に表示されるようになりました。


さて、この国際駒ですが、本物はこちらのサイトなどで見ることが出来ます。
ねこまどSHOP (Yahoo!ショッピング) 国際将棋駒・桐箱入り

せっかくですので、それぞれの駒のデザインに込められた意味などについて解説しておきたいと思います。
国際駒のデザイン方針として、チェスの絵柄を出来るだけ流用することにより、チェスプレーヤーがスムーズに将棋に馴染むことを狙っています。チェスと将棋で同じ動きをする駒は、チェスの絵をそのまま使うようにしています。しかし、将棋独特の要素をしっかり残すため、様々な細かいところに拘りを入れています。
では一つずつ見ていきましょう。

左が王将、右が玉将です。王将はチェスのキングそのものですが、玉将は頭の飾りを宝石に変えています。王と玉が異なるという将棋の文化をしっかりと残すためです。玉は「宝玉」を意味しますので、宝石としました。

左が角、右が飛車です。これらは、チェスのビショップおよびルークと動きが同じなので、そのままの絵としています。

角と飛車が成ったらどうなるか? 左が馬、右が龍です。
「馬」や「龍」という概念をそのまま残したかったのでこのようにしました。それぞれビショップおよびルークとも関連付けるようにしています。
ビショップが聖職者なので、聖なる馬というイメージでペガサスを採用。
また、龍については、ルークの絵に出てくる塔を描き、そこにドラゴンが舞い降りるという設定にしました。

左から、金・銀・成銀です。
さてこれらは何を意味しているでしょう? チェスには対応する駒は有りませんが、「将」が付く駒の仲間として、王将(キング)と同様に冠をモチーフとしていますが、それ以上に隠された意味があります。
カンの良い方はすぐ気づかれたかもしれません。これらは駒の動かし方を表しています。将棋において、金と銀の動き方を覚えるのが少し難しいところ。せっかく駒デザインを作るからには動き方を表現したいところです。
金は5つの角と宝石で6方向に移動、銀は3つの角と2本のリボンで5方向に移動できます。さらに成銀は、リボンが左右に開いて、宝石が追加されることで、金と同じ動きに変わることを表現しています。

左から、桂馬・香車・歩です。
ここでもチェスの絵柄をモチーフにしつつ、細かい拘りを追加しています。
桂馬はチェスのナイトと動きが類似していることから、ナイトの絵を採用。ただし、チェスのナイトは8方向に桂馬飛びが出来るというとても強い駒です。ナイトの絵にしてしまうと、チェスプレーヤーはどうしても勘違いしてしまい、序盤から桂馬を進めてしまいがちです。そこで、馬の視界を前方向だけに限定する「ブリンカー(遮眼革)」を付けました。これにより、「前の2方向にしか進めないナイト」ということを強調しています。
香車は、ヤリという呼び方がされることから英語名でもLance(ランス)と呼ばれますので、槍をモチーフとした絵にしました。
歩は、チェスのポーンに相当しますが、ポーンの絵そのものとはしていません。ポーンの絵は頭が丸いのに対し、ここでは頭をわざと尖らせています。これはチェスのポーンの動きが将棋の歩とは異なるため。ポーンは敵の駒を取るときはナナメに取る必要があり、正面の駒は取れません。ポーンの絵のままだとチェスプレーヤーが感覚が合わなくなるため、頭を尖らせることで「ポーンとは異なり、前に向かって攻撃可能」ということを表しています。

最後に、左から成桂・成香・と金です。
それぞれ金の動きになることを表現するため、金将と同じ冠を被らせています。桂馬のブリンカーがしっかり取り外されている点にもご注目下さい!
さて、この国際駒のコンセプトをそのままに、このようにカラフルにしたバージョンを製作したことがあります。文字はドイツ語になっていますが、盤デザインも含めてヨーロッパの雰囲気に合わせたものになっていて、ヨーロッパで将棋を広める際にいろいろな場所で使わせて頂きました。


盤面サイズを「大」や「特大」にした場合でも綺麗に表示されるようになりました。


さて、この国際駒ですが、本物はこちらのサイトなどで見ることが出来ます。
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せっかくですので、それぞれの駒のデザインに込められた意味などについて解説しておきたいと思います。
国際駒のデザイン方針として、チェスの絵柄を出来るだけ流用することにより、チェスプレーヤーがスムーズに将棋に馴染むことを狙っています。チェスと将棋で同じ動きをする駒は、チェスの絵をそのまま使うようにしています。しかし、将棋独特の要素をしっかり残すため、様々な細かいところに拘りを入れています。
では一つずつ見ていきましょう。

左が王将、右が玉将です。王将はチェスのキングそのものですが、玉将は頭の飾りを宝石に変えています。王と玉が異なるという将棋の文化をしっかりと残すためです。玉は「宝玉」を意味しますので、宝石としました。

左が角、右が飛車です。これらは、チェスのビショップおよびルークと動きが同じなので、そのままの絵としています。

角と飛車が成ったらどうなるか? 左が馬、右が龍です。
「馬」や「龍」という概念をそのまま残したかったのでこのようにしました。それぞれビショップおよびルークとも関連付けるようにしています。
ビショップが聖職者なので、聖なる馬というイメージでペガサスを採用。
また、龍については、ルークの絵に出てくる塔を描き、そこにドラゴンが舞い降りるという設定にしました。

左から、金・銀・成銀です。
さてこれらは何を意味しているでしょう? チェスには対応する駒は有りませんが、「将」が付く駒の仲間として、王将(キング)と同様に冠をモチーフとしていますが、それ以上に隠された意味があります。
カンの良い方はすぐ気づかれたかもしれません。これらは駒の動かし方を表しています。将棋において、金と銀の動き方を覚えるのが少し難しいところ。せっかく駒デザインを作るからには動き方を表現したいところです。
金は5つの角と宝石で6方向に移動、銀は3つの角と2本のリボンで5方向に移動できます。さらに成銀は、リボンが左右に開いて、宝石が追加されることで、金と同じ動きに変わることを表現しています。

左から、桂馬・香車・歩です。
ここでもチェスの絵柄をモチーフにしつつ、細かい拘りを追加しています。
桂馬はチェスのナイトと動きが類似していることから、ナイトの絵を採用。ただし、チェスのナイトは8方向に桂馬飛びが出来るというとても強い駒です。ナイトの絵にしてしまうと、チェスプレーヤーはどうしても勘違いしてしまい、序盤から桂馬を進めてしまいがちです。そこで、馬の視界を前方向だけに限定する「ブリンカー(遮眼革)」を付けました。これにより、「前の2方向にしか進めないナイト」ということを強調しています。
香車は、ヤリという呼び方がされることから英語名でもLance(ランス)と呼ばれますので、槍をモチーフとした絵にしました。
歩は、チェスのポーンに相当しますが、ポーンの絵そのものとはしていません。ポーンの絵は頭が丸いのに対し、ここでは頭をわざと尖らせています。これはチェスのポーンの動きが将棋の歩とは異なるため。ポーンは敵の駒を取るときはナナメに取る必要があり、正面の駒は取れません。ポーンの絵のままだとチェスプレーヤーが感覚が合わなくなるため、頭を尖らせることで「ポーンとは異なり、前に向かって攻撃可能」ということを表しています。

最後に、左から成桂・成香・と金です。
それぞれ金の動きになることを表現するため、金将と同じ冠を被らせています。桂馬のブリンカーがしっかり取り外されている点にもご注目下さい!
さて、この国際駒のコンセプトをそのままに、このようにカラフルにしたバージョンを製作したことがあります。文字はドイツ語になっていますが、盤デザインも含めてヨーロッパの雰囲気に合わせたものになっていて、ヨーロッパで将棋を広める際にいろいろな場所で使わせて頂きました。























