棋桜がリリースされ、人気を集めているようですね。とても豪華なエフェクトを動画で拝見し驚きました。凄いですね。でも最近は、普通の将棋アプリでもわざわざ駒を光らせるオプションが追加されたりしているそうです。
「駒は光らせなきゃいけない」みたいな風潮になってくるのはちょっと違う気がしていますが、今回はこの「エフェクト (演出)」をテーマに書いてみたいと思います。
さて81道場では、発足の経緯が、海外の将棋を全く知らない方に「将棋とはどんなものであるか」を伝えることが目的の一つとなっていたこともあり、
「リアルの将棋の盤上で生じ得ない
オブジェクトの表示やエフェクト、演出はNG」
という「憲法」があります。
(といいつつ、この憲法に反している例外が当初から3つも有るのですが、それは記事の最後で紹介します)
ではリアルのシーンに拘った演出として、81道場が先駆けて採用しているものの中から、例を2つ紹介しますと、
「駒は光らせなきゃいけない」みたいな風潮になってくるのはちょっと違う気がしていますが、今回はこの「エフェクト (演出)」をテーマに書いてみたいと思います。
さて81道場では、発足の経緯が、海外の将棋を全く知らない方に「将棋とはどんなものであるか」を伝えることが目的の一つとなっていたこともあり、
「リアルの将棋の盤上で生じ得ない
オブジェクトの表示やエフェクト、演出はNG」
という「憲法」があります。
(といいつつ、この憲法に反している例外が当初から3つも有るのですが、それは記事の最後で紹介します)
ではリアルのシーンに拘った演出として、81道場が先駆けて採用しているものの中から、例を2つ紹介しますと、
- 手前の駒とぶつかる駒音
- 扇形に並ぶ持ち駒
などがあります。
手前の駒とぶつかる駒音は、81道場が発足した2010年当初からの採用です。これはサイトを作る時に最初から決めていた拘りです。手前に駒が有る時だけ、駒音が「カチカチッ」という二重音に変わります。最近だと飛角が同じことをしてきていて驚きましたね。
扇形に並ぶ持ち駒の採用は、2018年です。(下図)
「アプリでしか将棋をやったことがない海外の方は、もしかして駒台に持ち駒がどう並ぶのかも知らないのではないか?」とふと思ったことがきっかけでした。

さて、リアルなシーンに則った演出として、他にはどのようなものが考えられるでしょうか。
これまでに、実は当初からやりたいなと思いながらもまだ出来ていないものとして、下記の代表例が挙げられます。
手前の駒とぶつかる駒音は、81道場が発足した2010年当初からの採用です。これはサイトを作る時に最初から決めていた拘りです。手前に駒が有る時だけ、駒音が「カチカチッ」という二重音に変わります。最近だと飛角が同じことをしてきていて驚きましたね。
扇形に並ぶ持ち駒の採用は、2018年です。(下図)
「アプリでしか将棋をやったことがない海外の方は、もしかして駒台に持ち駒がどう並ぶのかも知らないのではないか?」とふと思ったことがきっかけでした。

さて、リアルなシーンに則った演出として、他にはどのようなものが考えられるでしょうか。
これまでに、実は当初からやりたいなと思いながらもまだ出来ていないものとして、下記の代表例が挙げられます。
- ① 大橋流・伊藤流で駒が並ぶ
- ② 振り駒演出
- ③ マス目の中での駒の位置がばらつく
- ④ 投了で駒台に手を置く
①と②は、対局開始前に必要になってしまう演出です。現状はマッチングが成立したらすぐに対局開始する仕様なので、1手目を指せるまでに無駄な時間を発生させてしまうものはやはり難しいと考え、結局やれていません。
ただ、①は1秒弱程度で駒をずらっと出現させれば良いとすれば、有り得なくもないと思っています。実際、棋桜が対局前に駒が空から降ってきます。あれぐらいの感覚で大橋流・伊藤流で並べば良いかなと思います。
②は、さすがにちょっと難しいなと思っています。そもそも先後はマッチングが成立した瞬間にランダムに決定しており、振り駒演出をするのは後からとって付けたような嘘っぽい演出になりますし、やるからには王を持つ上位者の中央5枚の歩が振られるという本格的な演出にするに決まっていますが、さすがに数秒はかかるので時間の無駄な気もします。
③は、最近Xの公式アカウントでポストされたものです。(下図)
リアルの将棋では、駒が綺麗に整列するわけないよねって話で。

これ、なんか本物の盤駒で指している気分になってきませんか? X上でも意外と評判が良かったので、次はこのオプション追加をやろうかなと思います。
序盤は綺麗に並んでいるけど、終盤の秒読みになるにつれ、だんだん駒が乱れてくるというのもリアルで面白そうですよね。でも、馬が逆立ちするところまではやりませんよ。
あと、駒をマス目の中央ではなく、下側の線に揃えて並べることを好まれる先生もいらっしゃいますよね。それもオプションで選べると良いんだろうなと思っています。
最後に④はですね、これも81道場の発足当時から案としてはずっと有るのですが、うーん、どうですかね。いきなりリアルな「手」が画面に出てきても、ちょっと気持ち悪いかもなってのがあります。結局あまり真面目に検討したことがありません。
さて、最初の方で述べた「憲法違反」の3事例とは何かをここで発表します。それはズバリ、
この中で一番ルール違反なのは③ですね。ただこれはもう飽くまで「終局後」で対局の外なので、単なる情報提示として許しました。でも本当はチャット欄に情報出せば済みますよね。一瞬盤面が見えなくなってしまいますし。ここはちょっとポリシー曲げてしまっています。
しかし、発足当初から本当に一番悩んだのは①と②です。
どちらも、本来は無しにすべきではないかと、当初かなり悩みました。
まず①のハイライト色は、本来のリアルな将棋では存在しません。実際、「あれ? いま私の手番ですか? どこ指しました?」とか有りますしね。
現局面に対する最善手は、飽くまで「局面」に対してなので、一手前の指し手は全く関係がありません。本来は一手前をハイライトしてあげる必要はないはずなのです。
とはいえ・・・、リアルと違って相手の腕の動きが見えるわけでもないし、さすがに「あ、指したな」という参考にする情報としては必要と判断しました。また、リアルと同様に相手が指す前に持ち上げた駒がすぐ見えるという、むしろリアルを再現する演出の手段にも使用したことから、プラスマイナス相殺と捉えて可としました。
ただし、色は極力薄く、としています。出来る限り本来の盤駒の色彩を傷つけないよう配慮しました。しかしこれが見づらいという苦情はちらほら有りましたので、ハイライト色を強めるオプションを今年追加しました。
②の座標の数値も、できれば無くしたいと考えていました。理由は、「本物の盤にも数字が書かれている」と海外の方に勘違いさせるのが嫌だったからです。ですが、さすがに座標がないとネット上での感想戦がやりづらいので、やはり必要でした。
そこで、「対局中は非表示、終局後と観戦時のみ表示」という仕様になっています。
ただ、盤上の余白に書かずに盤よりも外側(畳の上)に表示すれば良いのではないか、という話は確かにありますね。スペースの関係でそれもちょっと目障りだったので盤上にしてしまいましたが、考え直してみたいところです。例えば飛角は盤の外に書かれていますね。やはりその方が良いのだと思います。
ただ、①は1秒弱程度で駒をずらっと出現させれば良いとすれば、有り得なくもないと思っています。実際、棋桜が対局前に駒が空から降ってきます。あれぐらいの感覚で大橋流・伊藤流で並べば良いかなと思います。
②は、さすがにちょっと難しいなと思っています。そもそも先後はマッチングが成立した瞬間にランダムに決定しており、振り駒演出をするのは後からとって付けたような嘘っぽい演出になりますし、やるからには王を持つ上位者の中央5枚の歩が振られるという本格的な演出にするに決まっていますが、さすがに数秒はかかるので時間の無駄な気もします。
③は、最近Xの公式アカウントでポストされたものです。(下図)
リアルの将棋では、駒が綺麗に整列するわけないよねって話で。

これ、なんか本物の盤駒で指している気分になってきませんか? X上でも意外と評判が良かったので、次はこのオプション追加をやろうかなと思います。
序盤は綺麗に並んでいるけど、終盤の秒読みになるにつれ、だんだん駒が乱れてくるというのもリアルで面白そうですよね。でも、馬が逆立ちするところまではやりませんよ。
あと、駒をマス目の中央ではなく、下側の線に揃えて並べることを好まれる先生もいらっしゃいますよね。それもオプションで選べると良いんだろうなと思っています。
最後に④はですね、これも81道場の発足当時から案としてはずっと有るのですが、うーん、どうですかね。いきなりリアルな「手」が画面に出てきても、ちょっと気持ち悪いかもなってのがあります。結局あまり真面目に検討したことがありません。
さて、最初の方で述べた「憲法違反」の3事例とは何かをここで発表します。それはズバリ、
- ① 最終手・選択駒の、マス目のハイライト色
- ② 盤の端にある座標の数字
- ③ 終局後の勝敗表示の扇子 (と終局音)
この中で一番ルール違反なのは③ですね。ただこれはもう飽くまで「終局後」で対局の外なので、単なる情報提示として許しました。でも本当はチャット欄に情報出せば済みますよね。一瞬盤面が見えなくなってしまいますし。ここはちょっとポリシー曲げてしまっています。
しかし、発足当初から本当に一番悩んだのは①と②です。
どちらも、本来は無しにすべきではないかと、当初かなり悩みました。
まず①のハイライト色は、本来のリアルな将棋では存在しません。実際、「あれ? いま私の手番ですか? どこ指しました?」とか有りますしね。
現局面に対する最善手は、飽くまで「局面」に対してなので、一手前の指し手は全く関係がありません。本来は一手前をハイライトしてあげる必要はないはずなのです。
とはいえ・・・、リアルと違って相手の腕の動きが見えるわけでもないし、さすがに「あ、指したな」という参考にする情報としては必要と判断しました。また、リアルと同様に相手が指す前に持ち上げた駒がすぐ見えるという、むしろリアルを再現する演出の手段にも使用したことから、プラスマイナス相殺と捉えて可としました。
ただし、色は極力薄く、としています。出来る限り本来の盤駒の色彩を傷つけないよう配慮しました。しかしこれが見づらいという苦情はちらほら有りましたので、ハイライト色を強めるオプションを今年追加しました。
②の座標の数値も、できれば無くしたいと考えていました。理由は、「本物の盤にも数字が書かれている」と海外の方に勘違いさせるのが嫌だったからです。ですが、さすがに座標がないとネット上での感想戦がやりづらいので、やはり必要でした。
そこで、「対局中は非表示、終局後と観戦時のみ表示」という仕様になっています。
ただ、盤上の余白に書かずに盤よりも外側(畳の上)に表示すれば良いのではないか、という話は確かにありますね。スペースの関係でそれもちょっと目障りだったので盤上にしてしまいましたが、考え直してみたいところです。例えば飛角は盤の外に書かれていますね。やはりその方が良いのだと思います。
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