以前より予告しておりました新サイト「局面ペディア」を先週βリリースさせて頂きました。皆様には早速サイトを活用して頂き本当に有難うございます。リリース後5日間で10万ビューを突破致しました。

さて今回は、局面ペディアについて語る前に、 サイトの開発体制や、後続のプロジェクトについて、ざっとご紹介するだけにしたいと思います。

■ 局面ペディア
kyokumenpedia
今回βリリースしたサイト(http://kyokumen.jp)になります。局面を軸にして皆のナレッジを集約するデータベースです。語り出すと長くなるので、また次回にします。

■ ISCube (アイ・エス・キューブ)
iscube
Innovative Shogi Information System Initiation Scheme (革新的将棋情報システム創生プロジェクト)

「局面ペディア」を開発するにあたり、多数の方々が支援・監督して下さいました。そして、このワーキンググループの枠組みを「アイ・エス・キューブ」と名付けて開発を進めて来ました。(頭文字がI・S・I・S・I・Sとなるため)

局面ペディアは、ISCubeのプロジェクトの一つにすぎません。(といっても、今それしか無いのですが) 局面ペディアはクローズドな状態で開発をしてきましたが、今後はもう少しISCubeの枠組みをオープンに広げ、「色んな人がアイデアを出し合い、そこに技術者も集まりディスカッションして、新しい物があちこちで生まれる」、そんな人の繋がりを生むための皆さんの「旗印」として扱ってもらえたら嬉しいな、と思っています。

「ShogiHub」コンセプト
shogihub
ISCubeの次の大きなプロジェクトとして、「ShogiHub」構想を今膨らませています。要は、海外を意識した超大型のポータルサイトで、文字通りハブとして情報の中心に位置し、そこから各地・各分野の情報へのアクセスルートを提供する存在です。日本の将棋界や各国の将棋事情の最新情報を、世界中に便利に届けられるシステムを目指そうとしています。これは非常に重要なことで、こういった世界向けの情報発信が海外ファンから強く求められていて、そのニーズは飽和状態。さらに将棋を爆発的に世界に広めるためにこれから絶対に必要になることです。
とはいえ、まだ私の中で練ってきた構想をこうやって皆さんや海外ファンにご紹介しているだけの段階。プロジェクト実行チームもまだありませんし、そもそもこのハブの下位に、個別の小プロジェクトがたくさん発生するイメージになると思います。局面ペディアみたいな規模のプロジェクトが、上のロゴ(仮)のコンパスの絵の周りに並んで繋がるイメージでしょうか。

その他
他には、「盤面を携帯で写真に撮ったら、局面を自動認識して局面ペディアに飛ばすアプリ」とか、アイデアは尽きません。
ISCubeは局面ペディア開発の呼び掛けのため急遽非公式に立ち上げたものですが、その形態はまだ定まっていません。アメーバのようにプロジェクトによって姿・形態を変えてもいいと思っています。どんなネタでもアイデアでも構いません。「こんなことやりませんか?」みたいなアイデアがあったら、どんどん繋がりましょう!

最後に、YouTubeで局面ペディアやISCubeについて話をした動画を貼って終わりにします。次回は個別プロジェクトについてもう少し詳しく書いてみたいと思います。

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