今回、まずは81Dojoでのイベント告知をさせて頂きます。
  • 1月17日(土) 19:00より、日光支部 vs シンガポール支部による交流戦が予定されています。特別ゲストもいらっしゃいます。是非観戦にいらして下さい。
  • 1月24日(土) 19:00より、西尾明六段による指導対局会が予定されています。年末キャンペーンでの当選者様2名が駒落ちで指導を受けます。こちらも是非観戦にいらして下さい。
局面ペディアの方は、色々と私の不手際が多く皆様にご迷惑をおかけしておりますが、皆様のご協力により着実に内容が充実しつつあります。本当に有難うございます。

局面ペディアの話は次回にまわし、今回は局面画像認識アプリの仕様について考えてみたので、その話をします。というのも、今日たまたまこちらの記事を見掛けました。
技術の進歩は凄いですね。こういう世の中ですから、局面だって携帯ですぐ読み取れるようになると良いですよね。さて、もし局面を撮るアプリがあったとしたら、こんな仕様が良い落としどころじゃないかというのを考えてみましたので、下の図に表してみます。
ocr01
ocr02
ocr03
 ポイントは
  • 持駒は盤とまとめて一気に撮らず、別々にする (その方が認識精度が上げやすそう)
  • 持駒は撮るのもいいけど、むしろ手入力でもいい (その方が操作が速そう)
  • 手合割を設定するので後手(上手)の持駒入力は不要 (ただし、後手も入力した方が精度UPにはなりそう)
  • 将棋のルールを考慮することでの精度UPは考えられそう (二歩は発生しない、盤上に双方の玉が1つずつある、飛車は三枚もない、等) 
といったところで、これぐらいの操作手順ならあまり面倒でなく、精度も上げやすそうで良いのではないでしょうか。
なお、これは本物の盤駒を撮る場合の話で、本などの図面を撮る場合はフォーマットがきっちりしてますから、一発で全体を撮れば良いかもしれません。利用頻度としては、やはり図面を撮ることの方が多いですかね。その場合は下のようなイメージになるでしょうか。名刺取り込みアプリに似ていますね。
ocr4
私はこういった分野は全く素人で知識はありませんので、これを見たどこかの方がピンと来てこの手のものを世に出してくれたら、将棋界としてはとても嬉しいですね。 

是非皆さんも少し考えてみて頂けたら嬉しいです。


※サンプル画像内の写真はインターネット上より採取させて頂きました