静岡市での国際将棋フォーラムが終わり、年末が近づいて来ました。

さて、81道場では、恒例の年末キャンペーン(マイレージ抽選会)がもうすぐ始まります。プロ棋士による指導対局をはじめとして、様々な賞品に応募できます。今週末の告知をお見逃しなく。

さらに、年末年始にかけては、「年越し・どうぶつしょうぎ大会」を開催予定です。こちらも是非ご参加下さい。大会の詳細は近日中に発表致します。


いよいよ、第6回 国際将棋フォーラムが今週末(12/6~7)に開催されます。
3年に一度開催される、とても重要なイベントです。是非、今週末は静岡市へ足をお運び下さい。81Dojoでいつも見かける、あの人やこの人、世界の有名な強豪たちの将棋を生で見ることが出来ると思います。次回の開催はまた海外になる可能性もあると思いますので、このチャンスを逃すと次はだいぶ先になるかもしれません。

開催案内はこちら (日本将棋連盟ホームページ、お知らせ)

また、2日間を通じて、総勢20名以上のプロ棋士が参加される予定です。将棋界が一丸となり、将棋を世界に向けて強力に発信する、密度の濃い2日間になりそうですね。
中でも、日曜日に行われるチェスの特別記念対局(羽生名人 vs  デンマークチャンピオン ピーター・ハイネ・ニールセン氏)は必見だと思います。先日、ニコニコ生放送で放送された、羽生名人 vs 元チェス世界チャンピオン ガルリ・カスパロフ氏のチェス対局が、世界中で大きな話題を呼んだばかり。是非、羽生名人が世界トップクラスを相手にチェスをプレイする姿を観戦しにきて下さい。
将棋のトップがチェスのトップに挑み、そして、世界中の多くのチェスチャンピオン達もまた将棋に魅せられる、という大きな核融合が今起こっていることを実感できると思います。

そして最後に、日本で大ヒットの棋書シリーズ「将棋・ひと目の~」の英訳版「Glance Shogi Series」の最新刊である、「Ending Attack at a Glance」(原書: 将棋・ひと目の寄せ)が、現地で初公開され発売となります。こちらも是非、お手に取ってご覧ください。

 


11月22日にドイツのユース将棋選手権が行われます。年に一度の、ドイツの大きな大会です。 (正式名称: 「Deutsche Jugendmeisterschaften Shogi」、日本語訳名: 「ドイツ青少年将棋大会」)
今回の場所はカールスルーエ。ドイツの中で、将棋普及が急速に進んでいる街のひとつです。私は二年前に参加したことがありますが、今回もゲストで呼んで頂けることになりました。
この大会では、ドイツ中のたくさんの子供たちが将棋を指す姿を見れるのでいつも楽しみです。
そして今回は、デュッセルドルフの日本人学校からも、私が指導している2名が参加。実は学校別ランキングというシステムもあるので、上位入賞して日本の力を見せたいところです。賞状をデュッセルドルフに持ち帰れるといいですね。


今回は、12月6~7日に静岡市で開催される「第6回 国際将棋フォーラム(ISF)」についてお知らせしたいと思います。

国際将棋フォーラムとは、3年に一度開かれる世界的な将棋イベント。
国際的な対戦サイトとして知られる81Dojoでも、ユーザの皆様に告知をリリースさせて頂きました。
各国から集まる46名の代表選手のうち、81DojoでIDを公開している方が15人もいらっしゃいます。


■事前イベント「プレISF・オンラインミーティング」を、11/15(土)に81Dojoで開催

11/15(土)は、「ねこまど杯オンライン世界将棋大会」の決勝ラウンドが81Dojoで開催されます。この日に合わせて、国際将棋フォーラムで来日予定の代表選手にも81Dojoに集まって頂き、プレ・ミーティングを行う予定です。
ねこまど杯の観戦と、ISF代表選手の激励のため、是非みなさまも81Dojoに足をお運びください。

なお、ねこまど杯についてのご案内は、下記ページをご覧ください。

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(※ご参考) 海外の方向けに、イベント内容や会場までの行き方を説明するビデオを作りました。





今回はドイツの将棋普及事情についてご紹介したいと思います。
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ドイツの将棋界の全貌は、上のマップを見て頂ければおおよそ理解できると思います。
将棋の普及活動が比較的進んでいる地区を表示してみました。では、ひとつずつ見てみましょう。

(1) マンハイム(正確にはLidwigshafen)、カールスルーエ、シュツットガルト
南西部に固まっているこの3つの地区は、「ドイツ将棋普及都市の3強」と呼んでよいでしょう。各都市とも、現地人の普及推進者がいて、学校などで現地の子供たちにまで普及が進んでいるという素晴らしすぎる状況です。将棋大会などのイベントも頻繁に行われていて、なんといっても毎年11月にこの地域で開催される「ドイツ青少年将棋大会」は圧巻の規模。今年は11月22日に開催予定です。

(2) フランクフルト
ドイツの中心であるフランクフルト地区でも、普及活動が以前から行われていましたが、最近将棋クラブが立ち上がり、凄い勢いで伸びているところです。今後が楽しみです。10月12日に「日本デー」というお祭りがあり、その中で将棋の展示などを行います。私もお手伝いに参加する予定です。

(3) デュッセルドルフ
ヨーロッパで3番目に大きい、5000人の日本人コミュニティがある都市。ここでは、日本人の子供を中心とした将棋クラブがあります。私は、デュッセルドルフの近くのケルンに住んでいるので、このクラブで指導をさせて頂いています。

(4) ハンブルグ、ミュンヘン、ベルリン
全て大きな都市ですが、どこも「かつては将棋コミュニティがあったが最近では活動が無くなってしまった」という状況にあったようです。ところが、最近になって次々と復活の動きが出ています。ハンブルグではクラブ活動が再び始まり、ミュンヘンでも活動が起き始めていると聞いています。またベルリンでは今週末に将棋大会が開催されるそうです。最近の世界的な将棋ブームの広がりが、ドイツ中のあちこちでも新たな動きを生んでいることが実感できます。

さて、先日カールスルーエに出張に行った際、地元の将棋クラブの例会に招待して頂きました。お邪魔するのは今回で3回目だったと思います。
カールスルーエでは、モニカさんという女性が将棋普及を情熱的に引っ張ってらっしゃいます。 3人のお子さんたち全員が将棋を指し、まさに将棋一家。

例会の様子です。
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クラブの皆さんと対局をさせて頂きました。女性も結構いらっしゃいます。皆さんとても強いです!
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将棋の書籍やグッズもたくさん揃っていますね。私の翻訳本も置いてくれていました。
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これは・・・。世界中で将棋ブームを巻き起こしている張本人の足跡がやはりここにも^^。段位が以前のものですから、もうだいぶ前に訪れられたのでしょうね。


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