10月10日に、Android版およびiOS版のモバイルアプリを正式リリースいたしました。これまで、α版とβ版でのテストにご協力下さったユーザの皆様に心より感謝致します。

アプリへのリンクはこちらからどうぞ。
すでに1000人以上の方にご利用頂き、概ね五つ星(★★★★★)の評価を頂いておりますが、まだまだこれから改良を重ねていく予定です。これからも応援をよろしくお願い致します。
今後も良いレビュー評価を頂けますと、ユーザも増えて対局も付きやすくなると思いますし、開発の励みにもなります。応援して下さるユーザの皆様には、是非レビューにご協力頂けますよう、何卒お願い致します。

なお、現状、新鋭棋士の方がレート対局を指すことが出来るのは当方のミスです。新鋭棋士はレーティングが確定するまでの最初の5局だけは、まず正規のPC版で指して頂くというのが意図でした。しかし、挑戦は出来ないものの、対局待は出来るという状態になってしまいました。集客上はその方が良いので、始めてしまったものは暫くこのままでいきたいと思います。モバイルだけで始めたい方は、今のうちに5局消化して下さいね。

さて、アプリの改良を継続する一方、次のプロジェクトにも取り掛かっていこうと思います。次は、道場の基盤システムの大幅リニューアルを計画しています。 現在のシステムでは実現が難しい下記のようなことを実現していくための、システム一新です。
  • ユーザ自身による大会の開催・運営補助機能
  • サークル作成・運営機能
  • アバターの登録機能
  • 棋譜検索の高速化、高機能化
    など
今後ともよろしくお願いいたします。


先日、GoogleプレイストアにてAndroid用アプリのβ版をリリースしました。こちらの注意事項をご確認のうえ、是非お試し下さい。ストア内のアプリのページは、こちら(↓)になります。

  81道場モバイルβ (Googleプレイストアにて一般公開)

当サイトを応援して下さるユーザの皆様のおかげで、高評価点を頂いております。有難うございます。評価が高いほど、ユーザも集まり易くなると思いますので、引き続きレビューにご協力をお願いします。

また、β版よりも開発が進んでいるα版も一部の皆さんに配布中です。こちらは、対局でのマイル獲得再戦機能持将棋計算、などの機能追加に加え、新しく導入する「ミスクリック防止機能」が付きました。
α版は、DeployGateという配布サービスを経由してのインストールとなります。 このブログをご覧の方には、アプリ配布ページをお伝えします。(↓)

  α版 (DeployGateにて限定公開) 

α版のインストールにはパスワードが必要となります。パスワードはこの記事のコメント欄に記載します。


新機能のご紹介
さて、新しく導入する「ミスクリック防止機能」をご紹介させて下さい。(ミスクリックというより、「ミスタップ」でしょうか。)
まず、指し手が確定する瞬間はいつか、という話から。他サイトのアプリを見ますと、指でタッチした瞬間に駒が動くものがあります。例えば将棋ウォーズですね。サクサク動いて大変気持ちが良いものです。しかし、常にミスタッチのリスクと隣り合わせですね。
本物の将棋の再現にいちいち拘る81Dojoでは、少し違います。指し手が確定するのは、手を離した時、です。本物の将棋のルールと同じですね。手を離すまでは戻せるのです。PC版もそのようになっています。マウスのボタンを離した時点で指し手が確定します。マウスを押し下げた瞬間「やばい」と思ったら、押したままそーっとカーソルをずらせば、位置を変更したりキャンセルが出来ます。

さて、指でタッチしてから、離して確定させるまでの間、この時間を有効に使い、今どこのマスを触っているかを見れるようにしたのが、今回導入した「ミスクリック防止機能」です。
mistap
 このように、矢印の向きや、マス目の符号を用いて、今どこを触っているかを表示します。触ったまま指をスライドさせれば、位置を修正することが出来ます。駒によって出る場合と出ない場合があります。例えば歩を突く時はミスがありえないので表示しません。マス目が一つ隣りの場合のみ、矢印の向きで直観的に表すようにしました。2マス以上離れると、符号での表記となります。
この符号は、後手の場合は反転しますが、これもなかなか勉強になります。自分が後手の時に、感想戦で正しくマス目を言えない人が結構いますが、このアプリを使っていればすぐに慣れるでしょう。
ちなみに、感想戦で盤面に矢印を描く時にも、これが表示されます。矢印はドラッグで描くのですが、狙いを定めて押せるタップと違い、ドラッグだと狙いのマスが隠れて見づらいので、なかなか思った通りの矢印が描けなかったりするのです。そのため、このマス目表示機能によって、矢印が格段に描きやすくなりました。

まだ試行錯誤の段階なので、皆さんでお試し頂いてご意見を下さい。徐々に改良していきたいと思います。目障りなので機能ON/OFFつけて欲しい、という方も出てくるかもしれませんね。 


81mobile_soft

前回報告したスマホ版の開発検討開始から1ヶ月が経ちました。ある程度は形になってきましたが、βリリースに向けては細部の調整がまだまだ必要といったところです。

81DojoのFacebookページで、開発中の画面が公開されています。是非、ページへの「いいね!」を頂けると嬉しいです。開発の励みになります。


前回コメントへの回答

さて、前回の記事に意見やコメントを頂いた方、大変ありがとうございました。頂いたリクエストについて、いくつか回答させて頂きたいと思います。
1. Androidで動くものが良い。
もちろんです。シェアから考えて、まずはiOSよりAndroidを優先して考えています。
2. スマホの処理能力が心配なので、観戦→対局などの段階的機能追加を。
処理能力が理由ではありませんが、機能は段階的な追加を予定していて、まずは観戦機能からのリリースを考えています。観戦機能でフィードバックを得ながら、対局機能を造りこんでいきます。
3. PCとスマホでの機能の違いが少なく、有料無料などの区別が無い方が良い。
81Dojoは無料と決まっていますので、有料無料の区別はありません。
一方、81Dojoの特徴は多機能・高機能なので、それら全てをスマホ上で再現するのは難しいと考えています。削らないといけなくなる機能は結構あると思います。
しかしながら、機能がサイトの売りならば、それをしっかり再現しないとスマホ版の意味が無い、というご意見も聞きます。中でも感想戦機能は81Dojoの一番の強みですから、少なくともそれだけは再現しなければならない、と考えました。今のところ、検討中局面の表示、矢印の表示など、観戦する側から見た感想戦機能は初期から織り込みを目指して開発中です。
4. オートマッチングが欲しい。
 あまり81っぽくありませんが、スマホ版なら欲しい機能だとは思いますので、検討はしたいと思います。ただユーザが少ないのでオートマッチングの意味があるかどうかは分かりません。いずれにしても、対局機能が完成した段階でのことですね。


独自のクリックミス(タップミス)対策を

話は変わりますが、スマホ版と言えば、駒移動時のクリックミス対策が大きなテーマだと考えています。
スマホ版をやるからには、81Dojoらしく、独自の機能開発によるクリックミス対策をしたいなと思っています。アイデアはいろいろ考えられますが、上手く組み合わせながら皆さんと一緒に試していければと思います。 


引き続きご意見やコメントは募集していますので、何かあれば是非お願い致します。 


今週ドイツからの船便が届き、やっと通常の生活が回り始めました。いろいろな開発環境も整ってきたので、81Dojoのスマホ版の検討をスタートしています。

スマホ版に対する期待やアイデア、ご意見のある方は、ぜひコメント欄でお聞かせ下さい。
よろしくお願いいたします。 


ブログを更新する時間がほとんど無く、間が空いてしまっており大変申し訳ありません。前回の続きで、局面ペディアの得失などについて早く書きたいのですが、文章をまとめる時間が取れないでいます。

今回は、最近の状況報告をさせて頂きます。

4月に、ドイツから日本へ本帰国しました。81Dojoのアカウントも久しぶりに国旗が日本になりました。最近忙しかった理由の一つは、その引っ越し関係での雑務ですが、これからは皆さんと同じ時間帯での活動となるので、いろいろやり易くなると思います。
今日も、日本にいるメリットを早速生かして、これから新宿「サザンシアター」での将棋イベント「将棋対局 ~女流棋士の知と美~」を観に行きます。

さて現在、将棋関係の開発のトピックスとしては、下記が挙げられます。

最近実施したこと

今後の予定
  • 局面ペディアの「マイノート」機能の追加 (公式のWiki解説とは別に、各ユーザが局面に関連づけて研究などをメモしたり、それをブログのように公開することが出来るようになります。)
  • 「ShogiHub」の完成とリリース
  • 81Dojoのシステムの大幅強化と、モバイル端末対応

最後のはとても大きな話なので、予定というより、やりたいなと思っている事ですね。

今後ともよろしくお願いいたします。



↑このページのトップヘ